子どもっていきなり38度から39度近くの熱を出すので親としては
心配になります。特に、ママ一年生だと余計に。
私は2児のママですが、今でも焦ります。上の子は3歳の女の子で、
下が1歳の男の子ですが、下の子がしょっちゅう高熱を出して長く続きます。
保育園に行っているので色々ともらってきているみたいです。
発熱の原因がわからないと余計に心配になるし、
高熱すぎるとどうにかなるのではないかと思ってしまいますよね。
でも、原因と高熱が出た時、
家でできる対処がわかればそんなに焦らなくて済みますよね。
子どもの高熱が続く原因
インフルエンザ
時期がだいたい11月~3月なので、この時期に高熱を出していたら
まず疑った方がいい原因です。
周りに感染した人がいれば、迷わず病院で検査してもらった方がいいです。
でも、潜伏期間があるので、インフルエンザの場合は
潜伏期間が1日から2日なので、熱が出たからすぐに行って検査しても
反応が出にくい場合があるので、1日経ってから検査するのがいいです。
周りに感染者が多数いる場合はすぐに反応がでるようです。
突発性発疹
乳幼児のほとんどが2歳までに感染する病気で、名前の通り、
突然高熱を出して2日から3日続いて熱が下がると同時くらいに
体に発疹がでてくる病気です。
その他に特徴的なのは、熱が下がって発疹が出てくる頃に
生涯で一番というくらい機嫌が悪くなるようです。
咽頭結膜熱(プール熱)
アデノウイルスというウイルスの感染症で夏に屋外のプールで
感染することが多いのでプール熱ともいいます。
高熱、のどの痛み、目やにの3つの症状を発症するのが特徴です。
マイコプラズマ肺炎
時期に関係なく発症する病気で、高熱、ゼーゼーやヒューヒューといった
特徴的な咳をします。特に夜に激しい咳をします。
しつこい発熱と頑固な咳だと思ったら疑った方がいい病気です。
小さい子どもでひどいと、入院して治療する場合があるので注意です。
高熱が続くときの対処法
自己判断せずに、かかりつけの医者に診てもらうのが一番です。
でもどのタイミングで病院へ行くべきか迷ってしまいます。
できれば、確実に病気の診断をしてほしいし、
何回も病院へ行ったり来たりしたくないので、
ベストなタイミングをしりたいですよね。
私も最初は高熱だけで心配になり、すぐに病院へ行ってしまい、
「これくらいなら様子見てもいいよ~」とか、
「今インフルの検査をしても反応でないから明日もう一回来てみて」とか、
フライングばかりしました。
子どもの様子をチェック!!
・機嫌がいい。グッタリしていない。
・食欲があって、水分がとれている。
基本的に上記のように高熱でも子どもの様子が良ければ、
すぐに受診しないで1日、2日様子見ても大丈夫です。
続くようなら受診します。
病院へ行く目安
・グッタリしていて元気がない。
・食欲がなく、水分がとれていない。尿が出ていない。
・発疹が出ている。
・高熱が3日以上続いている。
上記のようにいつもと明らかに子どもの様子が違う場合は
病院へ行った方がいいです。自分で判断がつかない時は、
行く前に病院へ電話して聞いてみるのもいいです。
私は行く前に電話で今の子どもの様子を伝えてどうすればいいのかよく聞いています。
けいれんしたら
発熱に伴って起きけいれんは熱性けいれんといいます。
子どもによくみられるけいれんで生後6か月から6歳くらいまでに
よくみられるけいれんです。
5分くらいでおさまるので落ち着いて行動しましょう。
・衣服を緩める。
・平らなところに寝かせる。
・嘔吐がある場合は顔を左に向けて吐いたものが詰まらないようにする。
・けいれんの時間や体温、様子などをチェックする。
してはいけないこと
・大声で名前を呼び、体を大きく揺さぶる。
・口の中にもの入れる。
けいれんが5分以上続く、けいれんがおさまっても顔色がわるい、
チアノーゼがでている、意識のもどりが悪いなどの時は救急車を呼びましょう。
熱を下げるタイミングとは
高熱だとすぐに冷やしたくなりますが、
これは意外と間違っている対処なのです。
高熱が出ているときは体の中でウイルスと戦っているので、
熱が上がりきる前に冷やしてしまっては意味がありません。
まずは体を温めてあげてウイルスと戦う手助けをしてあげましょう。
熱が上がりきったら今度は体を冷やしてあげましょう。
体を冷やすタイミングで解熱剤を使うとより効果的かもしれません。
高熱が続き、体力が奪われてしんどそうにしていたら、
おでこ、わきの下首のあたりを冷やしてあげるのも必要です。
座薬を使ってあげるのも一つの方法です。
座薬を使うタイミングとして38.5度以上を目安ですが、
熱が38.5度以下であってもツラそうであれば使って、
逆に38.5度以上でも元気であれば無理に使う必要はないです。
子どもの様子を見ながら対処していくといいです。
まとめ
子どもがいきなり高熱を出すとビックリして焦ってしまいます。
私も2児の母親ですが、一人目に経験しているのに2人目で
いきなり熱を出されたりすると、焦ってしまい、
「どうしよう、、、」となってしまいます。
何回も経験していてもその子どもによって全然違う状態だったりするので
何回経験していても焦ります。
あと仕事をしているので、できるだけ仕事は休みたくないので、
子どもの熱の下げ方や対処の仕方を知っていると、
無駄なく行動できることを一人目で学びました。
子どもの発熱は意外と子どもにとって何でもなくて、
高熱でも元気に遊んでいたりしていることが多いです。
子どもですから、熱があって遊びますし、動き回ります高熱があるから
どうにかなるわけではないんだと学んでからは、
1日、2日様子を見てから病院へという考えになりました。
子どもの様子を見ていつもと違うかどうかをよくみて落ち着いて行動するといいです。