「受付」は基本的な挨拶、説明能力、立ち居振る舞いが重要です。
なんか難しいことを言いましたが、大丈夫です!
結婚式の受付を頼まれた時点で、あなたにはその能力があるってもう認められてますから。
それでは覚えておきたい挨拶事項だけ押さえておきましょう!
結婚式受付挨拶でのポイント!
結婚式当日、受付係を頼まれたあなたは「ちょっと早めにきてほしい」と
新郎新婦側に言われます。
式場側と打ち合わせして、もう一人の受付係とも打ち合わせもします。
(あなたが新婦側なら新郎側の人とです)
できれば親族控室まで行って、親族にご挨拶しておきましょう。
お金の管理をするので、できるだけ受付をしている間に
トイレに行かないように、トイレは早めに済ませましょう。
やむを得ない場合はもう1人の受付の人にしっかり頼んで、
念のため式場スタッフにも告げて行きましょう。
結婚式受付で必要なものは?
受付のテーブルには、あらかじめ筆ペンや芳名帳、
ご案内する席次表があるので、あなたが準備する必要はありません。
ゲストに対しての4つのアクション
受付を頼まれると最初は慌ててしまうかもしれませんが、
ポイントだけ押さえておけば心配要りません。
ポイントはこの4つです。
1.来場したゲストに挨拶をする
ゲストが来たら席から起立し、
「本日はご出席いただきありがとうございます。」と伝える。
2.芳名帳に記帳してもらう
指をそろえて書く場所を指し、
「恐れ入ります。こちらにご記帳をお願いいたします。」と言い、
記帳をしていただく。
3.ご祝儀をお預かりして管理する。
「ありがとうございます。お預かりいたしますね。」両手で受取り、しっかり管理する。
4.ゲストに席次表を渡す。
[こちら席次表です。もうしばらくおまちください。」と言って席次表を両手でお渡しする。
ゲストが受付まで来たら、この4つのアクションをして終わりです。
これを繰り返しますが、やってみたら意外とスイスイ!進みますよ。
ゲストに遅刻者がいる場合、
披露宴が始まるころには式場スタッフが受付を代わってくれます。
結婚式受付挨拶の手本はあのお仕事
受付に立つということ
デパートにインフォメーションカウンターの女性がいますよね?
あの女性はデパートの顔です。ならば結婚式の受付は、
その日だけはご両家の顔となります。
親族の立場でゲストにご挨拶しますので、
服装は彼氏のご両親にご挨拶に行くような(笑)堅実で
清楚な雰囲気が良いでしょう。そしてさわやかで明るい対応を心がけましょう。
終わりも丁寧に
受付が終わると、ご親族側に芳名帳とご祝儀をお渡しします。
その時リストをお見せしながら、まだ来ていない来場者のことをお伝えしたり、
気付いたことをお伝えしたりする配慮も忘れずに。
「本日は誠におめでとうございます。受付を済ませました。」と
ご報告しましょう。
親しき仲にも…
結婚式の受付は、主に新郎新婦の仲の良い友人が依頼されるパターンが多いですよね?
友人のご両親なので以前から親しくて、気軽に「〇〇ちゃんのママ~。」とか
普段から呼んでいたとしても、
受付の仕事の間だけはきっちり礼儀をわきまえましょう。
お車代
受付が終わるとご親族側から「お車代」という受付のお礼をいただくことがあります。
「ご祝儀をあげる側なのにもらっていいのか?このお礼は??」と
パニックにならないようにしてください。
それというのもお車代は数千円が多いのですが、
ご親族側が(新郎新婦両親とあなたが親しい場合)ご好意でびっくりする金額を
封筒に入れて渡してくる場合もあります。
その場合、お礼のお礼はおかしいので後日、新郎新婦宅に行く時にでも、
お土産を持っていったりすると良いかと思います。
結婚式受付挨拶で大事な「言葉と笑顔」
挨拶やお言葉添えも必要な結婚式の受付係。
やってみてわかりますが、それを頼まれたということは、
来場者の中でもあなたは信頼と安心があるという証です。
来場したゲストも、あなたと深く話していないのに、
「あの人はしっかりしている人なんだろう」という良い印象が先に付きます。
言葉も大事ですが笑顔も添えて、
リラックスして受付をサラリとこなしましょう!