「これって風邪なのかな?」
赤ちゃんの鼻がフガフガしていると
ママは心配になってしまいますよね。
新生児の鼻はちょっとした刺激に弱いので
すぐに鼻が詰まってしまいがちに…。
原因とおうちでのケアを知り改善してあげましょう。
赤ちゃん鼻づまりを解消するおすすめの方法
鼻づまりを解消するためにはおうちでこまめにケアをすることが大切です。
鼻水や鼻くそは、綿棒でやさしく取りましょう。
入浴後にとると、鼻くそがやわらかくなるのでケアに最適です。
無理やり取ろうとすると、鼻の中を傷つけてしまう恐れがあるので
注意してください。
また、鼻水吸引器もおすすめです。
直接ママが口で吸うという方法もありますが、
風邪を引いていた場合、感染してしまうこともあるので
吸引器のほうが良いでしょう。
鼻を傷つけずに鼻水を吸うことができ、とても簡単に吸い出すことができます。
最初、赤ちゃんは嫌がって暴れますが、だんだんと慣れてきます。
鼻水はこまめに吸うことで細菌の増殖を防ぐことになるので、
鼻詰まり対策には最適なアイテムです。
仰向け寝にも工夫をして、赤ちゃんの頭を
タオルなどで緩やかな傾斜になるように
上半身を起こしてあげると鼻の通りが良くなり、
フガフガいうこともなくなります。
乾燥した部屋も鼻づまりの原因となるので、
加湿器や、部屋干し、濡らしたタオルを使って
部屋の湿度を50~60%に保ってあげましょう。
母乳で育てているママさんは、母乳で出来る点鼻薬も効果的です。
母乳は血液から作られているので安全だし、
母乳は抗炎症作用や抗菌作用もあるといわれています。
この母乳点鼻薬は、ママの母乳を少しだけ搾り、
細いスポイトなどを使って2、3滴入れる方法です。
母乳を入れた後、綿棒やティッシュで取ってあげてください。
母乳は必ず絞りたてで、粉ミルクなどでは代用できないので注意してください。
赤ちゃんの鼻づまりの原因は?
赤ちゃんの鼻は小さいのに大人と同じ鼻水の量を分泌するため、
鼻水がたまり詰まりやすいのです。
新生児は基本的に「鼻呼吸」をしていて、
空気の乾燥や汚れだけで、すぐに鼻が詰まってしまいます。
また、ずっと仰向けで過ごしている赤ちゃんは
鼻水が外に出にくいということも原因のひとつです。
鼻づまりにはこの他にも3つの原因が考えられます。
1.細菌やウィルス感染による風邪
さらさらとした透明の鼻水からだんだんと粘りをまし、
鼻の奥で固まることで鼻づまりが起きます。
2.アレルギー
花粉やハウスダストなど「体にわるいもの」を外に出そうとする防御反応で、
大量の鼻水が出てしまい、それが元で鼻づまりがおきます。
3.最後に副鼻腔炎
鼻の奥にある副鼻腔内で細菌が炎症を起こし、
黄色い鼻汁が出て鼻づまりをおこします。
赤ちゃんの鼻づまり病院はどんな症状がでたら行く?
鼻水が出ていても、機嫌や食欲に変化がなく、
熱もない状態ならば、おうちでのケアで様子を見ていて大丈夫です。
しかし、38度以上の熱が出ていたり、
ゴホゴホと湿ったせきが出て水分を取ろうとしない、
といったことがあれば受診しましょう。
食欲がなく機嫌が悪い、または呼吸が苦しそうといった場合は、
熱がなくて時間診療外であっても受診をしましょう。
最後に
こまめにおうちでケアをしてあげて、
鼻呼吸が楽にできるようにしてあげましょう。
新生児期は風邪かどうか判断が付かず悩むことも多いと思いますが、
日ごろから子どもの様子をしっかり観察して対応しましょう!
鼻づまりを解消するのは赤ちゃんが自分でできないことなので
ママとパパがしっかりケアをしてあげることが大切です。