
赤ちゃんは体の80%が水でできている。
おっぱいやミルク以外に水分って必要なのでは?
と不安に思うかもしれませんね。
与える時期と量は。
- 離乳食開始まではおっぱいで十分です
ドラッグストアやベビー用品売り場には、赤ちゃん用の
麦茶や果汁などが売られています。
ほとんどが生後1ヶ月から利用できるようになっているので
飲ませた方がいいのかな・・・と、
思うママもおれるのではないでしょうか。
結果からお伝えすると、
離乳食が始まる、生後5~6ヶ月までは、
おっぱいやミルクのみで大丈夫。
- ご存知ですか?おっぱいとミルクの飲み方の違い
現在おっぱいのみで育っているお子さんは、
哺乳瓶を上手に吸うことが苦手です。
おっぱいを吸う時は、乳首とその周りの乳輪にベロを
巻き付けるようにして飲みますが、
哺乳瓶は乳首をしごくように吸います。
飲み方・吸い方が全くちがうのですね。
ですので、おっぱいのみで育児をされている方は、
あかちゃんがあれ?どうやって飲むんだっけ?と、
混乱しないためにも、離乳食を始めるまでは
麦茶やイオン飲料などはあげないようにしましょう。
赤ちゃんに麦茶を与えていい時期と与える量
あかちゃんに麦茶をあげる時期は離乳食開始の頃。
ノンカフェインの赤ちゃん用麦茶を1口ずつ、
スプーンで飲ませてあげましょう。
粉末タイプであれば、多少薄めに。
ペットボトルタイプのものでしたら、
最初はお湯で薄めて。
大人と同じ麦茶を使う時は、煮だしタイプのものを
最初は4~5倍くらいに薄めてあげてください。
夏の暑いとき、大人ならキンキンに冷えたものを
一気飲みしたいところですが、赤ちゃんのからだは
非常にデリケートなので、冷たいものを急に飲むと
赤ちゃんも胃腸もびっくりしてしまいます。
人肌程度(36度くらい)
に温めたものを飲ませてあげましょう。
麦茶を初めてあげる時や、おっぱい・ミルク以外のものを
口にするときは、「平日の午前中」にしましょう。
万が一、アレルギーなど赤ちゃんの体調に変化があっても、
お医者さんに診察してもらうことができます。
これは、麦茶にかかわらず、離乳食も同じで、
初めての食べる食材の1口目は曜日や時間を
意識して与えることをおすすめします。
スプーンで麦茶を与えたとき、
最初はベロでスプーンを押し出そうとするかもしれません。
赤ちゃんは、生後5~6ヵ月頃まで、
舌に触れたものを押し出そうとする
「押し出し反射」が見られます。
上手にお口に入らなくても、
べ~っとだしちゃっても大丈夫。
嫌がる時は無理に与えず、
『スプーン慣れてくれればいいよね』
くらいの気楽さで
始めて見るといかがでしょうか。
スプーンに慣れたら、今度はマグマグを利用して
飲ませてあげるといいですよ。
量は1回20~30ml。
うちの子は、このマグマグのおかげで、
ストロー飲みまで順調に移行できました。
飲み口だけ替えればよいので、
長く使えて大変お得でしたし。
これは、おっぱいのお子さんでも混乱なく飲めますよ。
赤ちゃんが飲んでいい飲み物教えて!!
赤ちゃんには、湯冷ましやお茶など味の薄いものを
オススメします。
ジュースや赤ちゃん用のイオン飲料など
豊富に販売されていますが、
甘みがあっておいしいので、
嫌がって飲んでくれない
ということはまずありません。
逆に、甘味の強い味に慣れてしまうと
味の薄い白湯やお茶などを
飲まなくなってしまう可能性があります。
また、ゆくゆくの肥満や虫歯の原因にも
つながってしまいますので、
ジュース類は口慣らし程度と考えて、
極力与えないことをオススメします。
おっぱいやミルク以外のものを初めて口にするとき、
赤ちゃんはどんな表情で飲んでくれるのか。
なんだかとても楽しみですね。
離乳食開始前の赤ちゃんには、おっぱいやミルクのみで
しっかり栄養を摂ってもらいましょう。
そして、離乳食が始まる頃に、焦らず様子を見ながら
赤ちゃんのペースで 麦茶を です。