雇用保険被保険者証って何か知ってますか?
今回は転職、退職、再就職を考えている方のために、
雇用保険被保険者証についてざっくりと
知っておいたほうがいいと思うことを解説したいと思います。
雇用保険被保険者証が必要となる場合
まず雇用保険被保険者証について説明します。
就職し雇用保険に加入した時に発行される書類の事です。
雇用保険に加入している事を証明するものですね。
雇用保険被保険者証は会社側で保管されている事が多いので手元にはありません。
ですので、家で書類をひっくり返しても、
会社から以前発行してもらっていなければないはずです。
この雇用保険被保険者証が必要となるのは再就職するタイミングです。
ポイントは、この番号は転職した先でもずっと変わらないこと。
最初に就職したときに雇用保険に加入したら、
雇用保険被保険者証が発行されるわけですが、この証書に番号が記載されます。
退職した時に離職票と一緒に渡されるようになっていることが多いと思います。
私の場合ですが、今の職場に転職した際に、
年金手帳に雇用保険被保険者証が貼り付けて戻されましたので
自分の手元にありました。
給料明細をもらったら総支給額の後に
雇用保険または雇用保険料という欄がありますので、
そこでいくらか引かれていれば雇用保険に加入している事になります。
求人情報誌などを見ていて[雇用保険あり]と書いてあるところは
雇用保険被保険者証が発行されます。
会社側は雇用保険の加入手続きをするためにこの番号が知りたいのです。
ですから退職したときに離職票と渡される雇用保険被保険者証は
大事に保管しておいてくださいね。
雇用保険被保険者証がない!紛失してしまった・・・!
万が一紛失した場合、転職先に紛失したことを伝えれば特に問題はないようです。
その後会社側が雇用保険の手続きをすれば
雇用保険被保険被保険者証は再発行されますので心配はいりません。
後は失業保険受給の手続きの際に必要になります。
失業保険受給の場合、手元になければ再発行してもらうか
退職先に問い合わせるかになりますが、
受給開始日に違いが出てきますので手元にない場合は早めに対処してくださいね。
ちなみに失業保険受給の手続きに
[雇用保険被保険者資格喪失確認通知書]を提出しないといけません。
これも離職票と一緒に渡されます。
◆雇用保険被保険者証はいつどこでもらえるのか
上記と重複するところがありますが、大抵は、
・退職するときに退職手続きをしたら離職票と一緒に渡される
・後から郵送される
のどちらかだと思います。
私のように再就職後保険証と一緒に渡される事もあると思います。
ですから会社側からもらうものになります。
私たちは、雇用保険険被保険者証など普段気にすることがない証書が
手元にあってもなくても気にならないと思いますが、
再就職したときに就職先から言われたり、
失業保険の手続きの際に言われて確認する程度ではないでしょうか。
その時に手元になければ退職した会社に問い合わせてみてください。
万が一紛失した場合は職業安定所で手続き後再発行してもらいましょう。
どちらにしても紛失したからと焦る事はありませんが、
やめた会社に連絡するのは何となく嫌ですね。
退職のときは要確認!
雇用保険被保険者証は、だいたいは会社側が用意するものです。
ですが、もしものために、退職の手続きをするときに
雇用保険被保険者証があるかを確認しておいた方が安心かもしれませんね。