仕事で外回りがハードな日は、
足がだるかったり、痛みを感じることもあるでしょう。
職業病だから仕方がない、と
諦めている方もいるかもしれません。
でも、放っておくと、
歩けなくなるぐらいの激痛に見舞われて
仕事どころではなくなってしまいます。
靴擦れ?歩きすぎ?それとも病気?親指の付け根痛む原因は??
足がだるい、あるいは
ふくらはぎが痛い、などの
症状は一晩寝れば回復し、
あまり気にもならないでしょう。
でも親指、特に付け根が痛むときは要注意です。
革靴を長時間はいていると、
靴擦れがして痛んだり、
外反母趾になっていたり、
ということが起こりやすいです。
移動の間はスニーカーに履き替えて
足を楽にしてあげましょう。
またそれが無理なら中敷きを入れるとか、
痛む部分に薄い布をあてるとかして、
庇うようにすれば痛みも軽減されます。
ドラッグストアーに行けば、
フットケアのコーナーには、
ゴム性のクッション性の高いものが
たくさん置いてあるので、
それらを試してみてはいかがでしょうか?
経費であげられる会社もあるでしょうから、
レシートはとっておきましょう。
外因性の足の親指の付け根の痛みなら、
こうした処置である程度治まりますが、
内因性の場合はいくらこのような
対処をしても、ましにはなりません。
代表的なものに痛風があります。
痛風の場合、痛みは朝起き抜けが一番ひどいので、
見分ける目安になります。
自宅でできる改善法は?ひどいようなら病院へ!!
仕事から家に帰ったら、
裸足になって足を即刻解放しましょう。
入浴後は、冷湿布や沈痛効果のあるぬり薬を患部に施し、
痛みがましになれば血行をよくするために
軽くマッサージをすると、大分楽になります。
また、日々のケアとして、
爪にも注意しておきましょう。
深爪が原因でバイ菌が入って
化膿している場合もあります。
また、靴で圧迫され続けて、
巻きづめのようになったり、
小さな爪になってしまっていても、
痛みは起こります。
爪マッサージも血行をよくするのでおすすめです。
ただし、病気が原因ではなくても、
骨が変形している、でっぱっているなど、
見た目にも異常がわかるほどなら、
整形外科を受診しましょう。
ヘルニア、種子骨炎、重症化した外反母趾などの
診断名がつくかもしれません。
また、疲労骨折している場合もあり、
油断はできません。
程度によっては手術が必要な場合もあるので、
気づいたらすぐに受診しましょう。
また、病気が原因の場合、
痛風のほかに、糖尿病も考えられます。
糖尿病予備軍であっても、
症状がでやすいのは足からなので、
こちらも早めに内科を受診しましょう。
糖尿病からくる足の異変は思いの外進行が早く、
一部でも壊死してしまうと、
あっという間に広がってしまいます。
痛風も糖尿病も生活習慣を改善すれば予防できます。
営業職だと飲み会の機会も多いでしょうが、
せめて家では野菜中心の
ヘルシーな食事をとるようにしましょう。
まとめ
足の親指の付け根の痛みの原因は、
病気や骨の変形といった場合もあります。
日々のケアで痛みが治まるようであれば
心配ありませんが、
おかしいと思ったらすぐに病院に行きましょう。
病院が苦手な方も、たまにフットケアのサロンなどで
リラックスし、専門家のアドバイスを受けると、
病院へ行くいいきっかけになるでしょう。