結婚式で乾杯の挨拶を引き受けてしまったあなた!
うれしい半面、気が重いことでしょう。
でも大丈夫です。ほんの2、3分で乾杯の挨拶は終わります、
というか、終わらせなくてはいけません。
この2、3分におめでとうの気持ちを
ぎゅっと込めて、式を盛り上げましょう!
迷ったらこれ!?基本的な結婚式の乾杯の挨拶
乾杯の挨拶は大体決まっているので、
奇をてらうことはありません。
明るく元気よくさえ心がければ、スムーズにできるでしょう。
司会者からの紹介があれば、座ったまま一礼、
前に出るよう勧められたら、立ち上がって一礼、
マイクの前についたら始める前に一礼。
そしていよいよ挨拶です。
「ただいまご紹介にあずかりました、
新郎の友人の〇〇ともうします」
「僭越ではございますが、
乾杯の音頭をとらせていただきます」
「新郎新婦、並びにご両家の皆さま方、
本日はまことにおめでとうございます」
と、ここまでは基本的な挨拶なので、このままでオッケーです。
そして1、2分のエピソードを挟んで、
「それでは、ご唱和お願いいたします」
「新郎新婦の末永いお幸せと、
ご両家並びにご列席の皆様の
ご健勝を祈念いたしまして、カンパーイ!」、以上です。
では問題のエピソードの部分はどうすればいいでしょうか?
具体的なことを話し始めると長くなってしまうので、
簡単に新郎の人柄と、新婦とめぐりあえたことを嬉しく思っている、
という内容だけで充分でしょう。
もし新郎が若いなら
「〇〇君はサッカー一筋で、
恋愛にもオクテだったので、
一生彼女はできないんじゃないか、
と内心心配しておりました。
ところがです、いつの間にかこんなに美しい
〇〇さんのハートを射止めていたのです。
サッカーでは、シュートをなかなか決められなかったのに、
結婚へのシュートは一番乗りで決めたようです。」など、
ちょっと笑点を思わせるようなセンスのほうが、
爆笑は得られませんが無難でしょう。
下手に受けようとして滑ったら、
せっかくの乾杯が台無しになるので避けましょう。
意外性で攻める!?結婚式の乾杯の挨拶とは!?
たくさんの年長者の出席する結婚式の乾杯では、
無難にまとめるほうがいいでしょう。
でも、くだけた感じで、新郎新婦から盛り上げてくれ、
と頼まれたなら、快く引き受けましょう。
あなたに白羽の矢を立ててくれたのですから、
ここは張り切りたいところです。
が、余興や友人挨拶ではなく、乾杯の挨拶です。
手短にしなくてはいけません。
先程紹介したエピソードの部分を歌にしてもいいでしょう。
前置きの部分のあと、
「えー、新郎とのエピソードは語りきれないほどありますので、
ここは歌にさせて頂きます。みなさんご一緒に。
そのあと乾杯のご唱和をよろしくお願いいたします。」
長さや知名度から、長渕剛の乾杯のサビの部分などがいいでしょう。
他にも一般的な挨拶の内容をキープした上で、
とにかくめでたい、つられて笑ってしまいそうな
えびす顔を振りまくとか、
旬の芸人のコスプレをするのもいいかもしれませんが、
余興ではないので、リスクが大きいでしょう。
ハートの強い方にしかできないかもしれません。
まとめ
乾杯の挨拶は、無難なほうがいいでしょう。
とにかく短めに、を心がけましょう。
原稿用紙1枚で約1分の長さです。
一度それぐらいの長さにまとめてから、
本番にのぞみまでょう。