ボールペンと言えばサラリーマンの必須アイテム。
常に胸ポケットなどに入れて、
いつでもメモをとれるようにしておくのは社会人のたしなみです。
しかし、下手をするとボールペンのインクが服についてしまうことが
ありますよね。
今回はそんな時のために、
服についてボールペンのシミの落とし方についてまとめてみました。
ボールペンのシミの落とし方
たかがボールペンのシミと言えど、
真っ白なワイシャツなんかだと意外と目立ってしまうものです。
だからと言って、ボールペンのシミ程度でクリーニングに出して
しみ抜きしてもらうのもなんだかもったいない…。
実はボールペンのシミは家でしみ抜きをすることができるんです!
水性ボールペンの場合は、シミ部分を濡らして(できれば石鹸水が効果的)
上にペーパータオルなどを置いておき、
汚れを浮かび上がらせるだけでOKです。
一度で落ちない場合は何度か繰り返した後、
普通に洗濯機で洗濯すればシミ抜きは完了。
しかし問題なのは油性ボールペンだった場合です。
当然、水だけでは落ちません。
用意するものは以下の通り。
・消毒用エタノール、またはプロピレングリコール類含有の除光液
・汚れてもいいタオルまたはペーパータオル、ティッシュなど
・台所用洗剤
・いらない歯ブラシ
まずは汚れてもいいタオルやティッシュなどを敷いた上に、
服の汚れている部分を下向きに置きます。
そこへ消毒用エタノールまたは除光液をかけますが、
この時に汚れの周囲に薄めた台所洗剤を塗っておくと、
染み出し(染み出した汚れが輪のように広がること)を防ぐことができますよ。
そうしたらその上にタオルやティッシュなどを重ね、
上から歯ブラシでトントンと叩いて汚れを追い出していきます。
一度で落ちない場合は数回繰り返し、
汚れが落ちたらあとは普通に選択して終了。
この作業は慣れれば10分ほどでできるので、
クリーニングよりもお手軽でおすすめです!
注意点
お手軽な方法にも、気を付けなければならないポイントがいくつかあります。
まずは、シミがついたらできる限り早くシミ抜きをすること。
完全に乾いてしまったボールペンのシミは、
プロでも完璧に落とすのは難しいそうです。
また、作業を始める前に必ず服の目立たない部分にエタノールや
除光液を少量つけてみて、
変色や色褪せが起こらないことを確認してから行いましょう。
下手をするとシミよりも大変なことになって、
服が着られなくなるかもしれません。
そして、シミ抜きをした後はすぐに選択をすること!
ここで時間をあけてしまうと、
うっすらとした輪染みが残ってしまって台無しです。
最後に
ボールペンのシミ抜き、意外と簡単で自分でもできそうな気がしてきませんか?
時間のたってしまったシミはクリーニングでも落ちない場合があるので、
対処法を知っていればより確実にシミを落とすことができますね。
もしボールペンのインクが付いてしまったら、試してみてください。