大学生になったからにはバイトぐらいしなくちゃ、
と思っている方も多いと思います。
飲み会にサークル旅行、合コンなど、
大学生はなにかとお金が必要です。
みんながどんなバイトをしているのか、
月にどれくらい稼いでいるのか、気になるところです。
大学生の月の平均バイト代
調べたところ、月平均アルバイト代は38500円だそうです。
多いような少ないような微妙な数字ですが、
おそらくちょこちょこと親に援助してもらっているのでしょう。
労働時間は大体一週間に10時間程度で、
週に2、3回がもっとも多いという結果がでています。
また、アルバイトをしていない大学生も
3割ほどいるという結果もでています。
また、大学1回生は、6割弱しかアルバイトをしていません。
1回生は一般教養などの講義も多く
ハードなスケジュールでしょうから、無理もないでしょう。
本格的にバイトに励めるのは2回生からでしょう。
というか2回生の間だけでしょう。
3回生になると就活準備も始まり、
インターンシップへの参加をする大学生も多くなります。
最近は有給型のインターンシップも増えているので、
バイトと同じくらい稼げるかもしれません。
仮に無給であっても、将来就職したい業界で
インターンシップに参加すれば、業界研究にもなりますし、
就活の際の面接でも有利でしょう。
うちの息子は公務員志望だったので、
3回生から学校の講義の後、大学で公務員講座を受けていました。
もちろんアルバイトをする時間はなかったので、
援助せざるを得ませんでした。が、親としては当然のことでしょう。
がむしゃらにバイトに励むのもいいことですが、
3回生の夏ごろには就職のことを念頭に置いて行動する方が、
後々余裕を持って就活にのぞめるでしょう。
大学生のバイト事情
大学生のバイト先は、飲食関係が1位、販売関係が2位です。
また、家庭教師も根強い人気です。
シフトの融通がきく、という理由が大きいのかもしれません。
最近はブラックバイトという言葉も滲透しています。
時給の良さだけに惹き付けられないよう気を付けなくてはいけません。
時給を高くしないと人は来てくれないので高くしているのです。
ブラックバイトは、罰金を強要したり、無茶なシフトをくんだり、
セクハラがあったり、傍若無人です。
少しでもおかしいな、と思ったら辞めなくてはいけません。
それとは逆に、優良バイトもたくさんあります。
アルバイトから正社員への登用を積極的にしていたり、
バイトでも福利厚生の待遇が社員並みだったり。
就活は嫌だし、これといったやりたい仕事もないようなら、
バイトから正社員になる、という道もあります。
就活しない分、バイト先選びを慎重にする、
つまり就活を前倒しするような感じです。
もちろんそうやって選んだバイト先も、
実際にバイトとして働いてみて嫌な部分も見えてくると思います。
その時はその時で正社員登用を希望せず、就活を始めればいいのです。
まとめ
今の大学生は親世代の大学時代とは随分違います。
昔はさほど就活をしなかったので、バイトにも励めました。
が、今は一時期のことを思えば楽になったとはいえ、
就活の大変さはあまり変わりません。
バイトも自分のペースを守って無理しない範囲で励みましょう。
学生の本業はいうまでもなく勉強ですので、
単位を落として後悔しないよう気を付けましょう。