咳が出始めると、なかなか止まりません。
本当は病院で薬を処方してもらうのが一番いいのでしょうが、
時間がなくて行けないと、本当に辛いものです。
周りにも気を使うし、なんとか咳を鎮められないものでしょうか?
咳を一時的にでも止める方法
咳が出始めると、まずは温かい飲み物を飲みましょう。
咳は風邪などの他に、ホコリ、水分不足からも誘発されます。
飲み物を飲んで喉を潤しましょう。
少し落ち着いたら、のど飴をなめましょう。
のど飴といっても種類が豊富でなにを選んで良いかわかりませんが、
やはり昔からある黒飴や龍角散のど飴、せきどめ飴などは、
ロングセラーだけあってよく効きます。
また、少々値ははりますが、ビックスや浅田飴、
南天のど飴なども効果大です。
あとは咳に効くツボを押すといいでしょう。
ツボはいくつかありますが、代表的なものとして、
孔最と天突があります。
孔最は腕の内側にあり、肘から指4本分したにあります。
天突は鎖骨の中央、のどの下にあります。
ここをグッと強めに押しましょう。
昔からよくあるのは、はちみつ大根です。
大根を角切りにして、ビンにつめ、はちみつを回しかけます。
そのまま2時間ほど置くと、大根の水分が出てきて、
はちみつ大根シロップになります。
シロップだけをとり出し、冷蔵庫で保存します。
大体一週間を目安に飲みきりましょう。
そのままでもお湯で割ってもいいのですが、
職場にはお湯で割った物を水筒に入れて持参するといいでしょう。
咳込んだらすぐに飲めるので便利です。
また、意外にも胃腸が弱っている時も咳がでます。
大体が食べ過ぎて胃がもたれているのが原因です。
ですからお昼はあっさりめのメニューにして
胃をすっきりさせましょう。
香辛料も咳を誘発するので避けましょう。
誘発するものは他にもみかんなどの柑橘系です。
こちらも避けておきましょう。
咳が止まらない時に守るべきマナー
咳が出ていたら、マスクは必ずつけましょう。
のどの加湿のためにも、濡れマスクをするのも良いでしょう。
でもマスクをしているからといって人前で咳をするのはいけません。
すぐ止まりそうにないな、と思えば一声かけて咳を離れましょう。
うがいをすると治まる場合もあります。
また、加湿のために、喉に何か巻きましょう。
焼きネギを巻くのが一番ですが、それは家だけにしておきましょう。
せいぜいスカーフやネックウオーマーぐらいでしょうが、
巻かないよりはずっとましです。
子供の頃に親に塗ってもらったベポラップなども、
隙を見て喉や胸にぬっておくと、随分楽になります。
また、小さな加湿器を置ければいいのですが、
無理なようなら、濡れタオルを邪魔にならないところに
掛けておくだけでも加湿になります。
咳込んじゃってごめんね、と、持ってきているのど飴を、
周りにもお裾分けする気遣いも大事です。
咳込んで迷惑だな、と内心思われていても、
露骨に嫌な顔をされることはなくなるでしょう。
まとめ
咳は、温かい飲み物とのど飴である程度おさまります。
のどが乾燥しないように他にも喉を巻いたり、
デスク周りを加湿したりしましょう。
また、マスクは絶対につけましょう。
咳込み出したら、一声かけて席を離れ、
うがいをするようにしましょう。
咳は放っておくと気管支炎になるおそれもあります。
時間をつくって医療機関へ行きましょう。