主婦雑誌には定番の食費1日千円生活。
読んだ直後はよし、うちもやるぞ!と意気込むのですが、
なかなか続きません。
それは千円と決めてしまうからではないでしょうか?
月収、世帯人数も考慮して、自分にあった食費1日の予算を
まずたててみましょう。
食費を1日千円に抑えるためのテクニック
現在の日本人のエンゲル係数は20~25%です。
食費÷可処分所得×100という計算式なので、一度出してみてください。
200000円を上回っているのに18以下なら
これ以上食費を節約しないほうがいいでしょう。
仮に可処分所得が200000円ならエンゲル係数20として計算すると、
食費は4万円になります。
そこから絶対に毎月必要なお米代5000円、外食1、2回5000円として
引くと30000円、ちょうど1日千円になります。
なので、可処分所得が200000円以上の家庭なら、
1日千円では家族から文句がでてくるかもしれません。
これだけ稼いでるのに、なんてショボい食卓なんだ!?と
思われかねません。
節約するなら食費以外でするようにしましょう。
総務省の統計によると、月平均の食費は、2人なら41425円、
3人なら56425円となっています。
食べていくのがやっとで、どうしても月30000円以内に
食費を抑えなければならない、という方はともかく、
思いつきや、浮いたお金でママ友とランチに行こうなんて
思っている方は、家庭不和にもなりかねませんので
食費を削りすぎるのはやめましょう。
一日千円と言っても、毎日買い物に行くより
3日まとめて3000円で買い物する方がお得です。
お肉3パックで980円とか、1000円以上の人にだけ
卵1パック100円とか、サービスを利用できるからです。
ポイントが倍になる日に行くようにすると、
ポイントも一度にたくさん貯まります。
まずは朝食用に、食パン、牛乳、バナナ、卵、果物を買います。
大体900円ぐらいに抑えましょう。
これで1日当たりの朝食代は300円です。
昼食は給食や会社の社食など、家で家族揃って食べることは
あまりないので0円としておきます。
残り2100円で3日分の夕食を作ればいいのです。
まず肉類を1キロほど1000円分買います。
次に600円で野菜類を買います。
そして残り500円で豆腐、納豆、ツナ缶、のり、こんにゃく等を
買います。これで3日間頑張ってみましょう。
食費1日千円生活を続けるためのコツ、心構え
この方法を実践してみると、節約しているというより、
ゲームのようでだんだん楽しくなってきます。
また、うちは外食はほとんどしないので、
不意に弁当を作らされた時は、外食費の5000円から300円、
つもり貯金をすることにしました。
それまでは買い物で予算オーバーした日は
外食費から補填していたのですが、
つもり貯金をしたいがために、予算をきっちり守れるようになりました。
予算以上は絶対に使わない、という心構えが
長続きの秘訣かもしれません。
それから、買い物リストは必要です。
余計なものを買うこともなくなり、買い忘れも防げます。
せっかくいろいろ考えて1000円以内におさえようとしているのに、
買い忘れた調味料をコンビニで買っていては、元も子もありません。
また食費を削りたいがために、もやし、とうふ、こんにゃく、えのきなど
ばかり食卓に出してはいけません。
栄養的にも、肉類は1人100グラム、
毎日取り入れた献立を考えるようにしましょう。
牛肉ではなく、ミンチ、豚肉メインになってしまいますが、
牛脂を使って風味をつければなんとかなるものです。
家族から不満の声が出たら、たまに手巻き寿司をしたりして、
目先を変えましょう。
家族の協力を得ることが続けるコツです。
なにかリクエストされたら2、3日 中には作ってあげましょう。
予算オーバーだからだめ、と断ってはいけません。
一日千円を多少越えても、平均の食費よりは少ないのですから、
あまりキリキリしないようにしましょう。
まとめ
食費は、月収、世帯人数を考慮して予算をたて、
1日千円にとらわれすぎないようにしましょう。
長続きの秘訣は、買い物リストを用意して、
予算オーバーをしない!という強い心構えです。
また家族の協力を得ることが長続きのコツです。
家族から不満の声が出たら、光熱費などのほかからの節約を
考えるようにしましょう。