いきなり訪れる胃痛や腹痛。
変なもの食べた?それとも何か病気?と不安になりますよね。
その症状の原因、実はストレスかもしれませんよ。
胃腸炎の症状はストレス性が大半!?
胃腸炎は細菌やウイルスによっても引き起こされます。
しかし、この場合は病院で適切な治療を受けることで、
治すことが可能ですよね。
厄介なのは、細菌のせいでもウイルスのせいでもない原因不明の胃腸炎。
その原因は、「ストレス」にあることが多いんです。
人間はストレスを感じると自律神経が刺激され、体に様々な影響をもたらします。
その中でも胃腸はストレスの影響を受けやすい部分。
ストレスにより胃酸過多になると胃の粘膜が荒れて胃腸が弱り、
胃腸炎の症状を引き起こすのです。
ストレス性の胃腸炎かどうかを見極めるためには、
まず自分がどのくらいストレスをためているのかを把握する必要があります。
様々なサイトで無料のセルフチェックができるので、やってみてください。
その結果に加えて、「下痢止め・吐き気止めの薬が効かない」
「一週間以上治らない」「食べてないのに胃もたれがする」などの
症状がある場合は、ストレス性の可能性が高くなります。
また、ストレスにより免疫力が下がったり、
胃腸が弱っているところへ細菌やウイルスが入り込んで
胃腸炎を起こすケースもあります。
細菌やウイルスが原因の胃腸炎であっても、
ストレスが原因となっていることがあるということです。
胃腸炎症状にお悩みの方必見!?
ストレス性の胃腸炎は、急性的なものと慢性的なものがあります。
慢性のストレス性胃腸炎になると、なかなか治りません。
慢性化してしまう前に、予防・対策をすることが大切です。
まず重要なのは、ストレスを溜めないこと。
これが当たり前のようでなかなか難しいんですよね。
ストレス源そのものをなんとかできれば一番いいのですが、
仕事上のストレスなんかだとそういうわけにもいきません。
そんな時には、「ストレスを解消すること」「体を休めること」を
心がけるようにしましょう。
例えば、「ガムをかむ」「思いっきり泣く」「大声で笑う」など、
時間も手間もかけずにストレスを発散できる方法もあります。
ストレスを溜める人の多くは、ストレスが溜まる→発散したいのにできない
→さらにストレスが溜まるという悪循環に陥っていることが多いです。
ほんの少しずつでもいいので、このループから抜け出すことがまず第一。
ストレスは体の免疫力を下げるので、できるだけ体を労わってあげましょう。
睡眠をたっぷりととる、胃にやさしいものを食べる、運動をするなど、
体の調子を整えてあげることで、
少々のストレスの影響なら予防することができます。
最後に
病は気からという言葉があるように、人間の心と体は密接な関係にあります。
ストレスは万病の元とも言いますが、
現代社会においては生活とストレスは切っても
切り離せないものになってしまいました。
上手くストレスをコントロールして、心も体も健康でいたいものですね。