活用したいパート有給!実は取得できるんです

主婦がパートタイマーとして働くうえで、

気になるのが「有給休暇の有無」ですよね。

そもそも、パートでも有給休暇はもらえるのか?そのための条件は?

そんな疑問に、一つずつ答えていきたいと思います。

意外と知らない!?労働基準法によりパートでも有給休暇がとれます

有給休暇とは、「休んでも賃金が減額されない休暇」のことです。

つまり、休んでいる間も働いている間と同じだけの

賃金がもらえる休暇ということですね。

正社員であればもちろん有給休暇がある、というのは常識ですが、

パートでも有給休暇がとれるということを知らない人も少なからずいます。

まあ会社からすれば、有給休暇をとられないほうが良いので、

故意に有給休暇の存在を隠している悪質な会社もあるのが現実なのです。

しかし、有給休暇はれっきとした労働者の権利。

パートだろうとアルバイトだろうと、

条件さえ満たしていれば有給休暇をとることができるのです。

「パートは有給休暇をとれない」「うちの会社には有給休暇制度はない」と

言われたとしても、それを信じてはいけません。

子育てにかかりきりで働くのが数年ぶり、または数十年ぶりだったり、

パートで働くのが初めてだという人は、

こういう口車に乗せられてしまいがち…。

きちんとした知識をつけて、

労働者として当たり前の権利を使えるようにしましょう!

 

労働基準を満たしていればパートで働く人にも有給が認められます

「有給休暇は労働者の権利」とは言っても、

働きさえしていれば無条件で休みがとれるというものではありません。

有給休暇を取得するには、一定の条件を満たす必要があります。

まず大前提となる条件は、以下の2点です。

1.働き始めた日から6か月が経過していること

2.全労働日に対して、8割以上出勤していること

この条件は正社員だろうとパートだろうと、同じです。

それでは、正社員とパートの有給の違いはないのでしょうか。

 

実は、有給休暇の付与される「日数」に差があるのです。

週に30時間以上労働している(正社員やフルタイムパート)場合は、

働き始めから6か月後に10日、それから一年ごとに11日、12日と増えていき、

勤続から6.5年で上限である20日の有給休暇を付与されることになります。

しかし週に30時間未満の短時間労働の場合、当然勤務時間・日数が少ない分、

有給休暇も少なくなります。

例えば、週の労働日数が3日の場合は、6か月で5日、

それから1年で6日という具合になります。

 

ただし、これは法律で定められた最低限のライン。

かなりの優良企業だと、働き始めた時点から有給休暇を付与してくれる場合も

あります。

そんな企業は本当にごく稀ですが…そういう企業で働けた人は、

本当にラッキーです。

 

まとめ

きちんと働いて条件を満たしていれば、有給休暇をもらうのは当然の権利です。

もし有給休暇がないなどと言われても、

忽然とした態度で休みを要求してください。

職場の雰囲気や上司との関係によっては、

正社員ですら有給休暇を取りにくい場合もあるので、

そこが難しいところですが…。

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