1週間もお通じがないは、あたり前などと、
便秘に悩む女性は非常に多いものです。
薬に頼る前に!
手軽に出来る体のケアを取り入れてみてはどうでしょうか。
忙しいあなたにこそ必要なもの-それがツボマッサージ!です。
便秘解消に効くツボはどこ?
便秘を解消する特効ツボが、腕の内側にある「間使」です。
即効性があるので、頑固な便秘に悩まされている人は、
トイレで便座に腰掛けながら、集中して行う習慣をつけると良いでしょう。
押しているうちに腸が動いてくるのがわかるはずです。
【ツボ探し】
手首の横ジワから肘に向かって5本指をそろえて置いたとき、
親指があたるところが間使のツボ。
ちょうど2本の筋の間で、便秘の人は押すと軽い痛みがあります。
【刺激法】
親指をツボに当て、残りの4本指で下から腕を支えるようにしながら、
押しもんでください。左右交互に繰り返します。
さらに膝の下にある「足の三里」も効果大。
胃腸の働きを高め、腸の蠕動運動を活性化して、排便を促します。
【ツボ探し】
膝の皿の外側の下のくぼみから指を4本そろえて置きます。
小指の下から脛骨の外側をたどり、ややくぼんだところが三里のツボ。
圧迫感に似たような痛みを感じます。
【刺激法】
膝を軽く曲げて座り、両足の足の三里に親指の腹を当て、
残りの4本指をふくらはぎに添えて、少し強めに押しもみます。
最後に、背中にある「便秘点」
いかにも便秘に効きそうな名前のツボは入浴後に効果があります。
【ツボ探し】
肋骨の最下部から指の太さ2本分くらい下がったところ、
さらに背骨から指4本分くらい外側にあるツボです。
【刺激法】
親指でじっくり押します。これを10回繰り返しましょう。
ツボを押すときの注意点
ツボの位置は体格によっても差がありますし、
体調によっても微妙に移動します。
最初のうちは見つけるのが難しいかもしれませんが、
まず見当をつけた場所を何か所か押してみてください。
押す時も痛いけれど気持ちがよいと感じるくらいの力が最適です。
■食後30分以内は消化不良になります。
■37.5度以上の発熱中は病状を悪化させる恐れがあります。
■飲酒後は吐き気など体調不良が起こりやすくなります。
■ツボ周辺に、傷や化膿などの皮膚病、筋肉や関節に怪我をしている場合は、
マッサージは控えてください。
■空腹時や疲労時は体内の血糖値も低くいので、マッサージをすると
かえってエネルギーを消耗し、しんどくなることがあります。
■生理期間中は一部のツボ刺激により、異変を起こすことがあります。
■夜中12時前後は気血が一番弱いので避けましょう。
まとめ
これらの注意点を頭に置き、
あなたの生活に是非ツボ押しを取り入れてみてください。
便秘の原因の多くは日常生活の中にあり、常習化しやすいと言われています。
長期的な体のケアに有効なツボ刺激と同時に、
食物繊維の多い食事をとったり、適度な運動を心がけましょう。