親知らずの抜歯後の痛みはどれくらい!?痛みが続く期間と和らげる方法は?

 

どんどんと顎の骨が小さくなっている現代人にとって、

生えるスペースが不足してしまう親知らずは

様々なトラブルを引き起こす原因になっています。

斜めに生えてきたり、顎に埋まったままになるケースも多くあります。

その為、痛みや炎症を起こしたり、磨き残しのため、

親知らずだけでなく隣り合う歯も虫歯や歯周病になったり、

さらには傾いて生えた親知らずが隣の歯を押して歯並びや

噛み合わせを悪くするのです。

これらの症状をお持ちの方は早めに口腔外科を受診することをお勧めします。

親知らずを抜歯した後に痛むのはなぜか

親知らずと言っても、普通に生えている他の歯と同じで、

特別な構造や材質でできているわけではありません。

ですが、親知らずは歯そのものがとても大きいことや、

口の一番奥まった場所に生えてくるため、手前の歯、骨などが邪魔になって

麻酔や抜歯の難易度が高いのです。

また、正常な位置に納まらず、埋まっている親知らずは、

施術の作業が多く難しい手術になります。

 

そういったことにより、一般的に親知らずの抜歯は、恐怖心を呼び、

想像を絶する痛みとの戦いというイメージが強いようですが、

普通の歯と同じように生えている場合には、

普通の歯と同じように抜歯できることもあります。

そして、生え方や麻酔の効き方等により、

抜歯の痛みはかなり個人差があるのです。

通常、親知らずの生えてる角度が横に傾いているほど、

治療時間も長くなり抜歯後の痛みの程度が増すと言われています。

生え方で痛みの程度に違いがあるにしても、

抜歯を行う際には必ず麻酔をします。

 

麻酔が効いている間の2~3時間(治療中)は、なんの痛みも感じませんが、

抜歯による傷や抜いた後の穴が大きい場合には粘膜を縫合し傷口を塞いだり

するので、麻酔が切れると痛みが出てくるのは避けられません。

傾いて生えていたり、埋まっている場合は、

歯茎を切開したり剥離したりするので、単に抜歯するより痛みは強くでます。

さらに、親知らずの根が顎の骨に引っかかっている場合には、

骨を削って少しづつ歯を抜く必要があるので、組織を傷つけたりと

ダメージは大きく、より一層痛みが強くなります。

痛みはどれくらい続く?痛みの対処法

抜歯後の痛みが治まる期間は個人差があり、施術や体調にもよりますが、

大体3~4日、長くても1週間程度で少しずつ治まっていくのが一般的です。

また、当日はそれほど痛みを感じなかったのに2日目に耐えかねる

痛みのピークが…ということもあります。

これは傷を治すために免疫機能が働いている証拠ですので

心配する必要はありません。

このように、ある程度の痛みは想定内とし、

菌の繁殖を防ぐ抗生剤や痛みをなくす鎮痛剤を飲み、

緩やかな回復を待ちましょう。

■痛みが強い場合■

①鎮痛剤を服用しましょう。

特に抜歯後1~3日間は、痛みの程度も大きいですので、

我慢せずに飲んでください。

②抜歯後24時間以内は冷やし、それ以降は温めましょう。

③うがいをしすぎない。

親知らずの抜歯後に出来る血の塊=「血餅」が取れてしまいます。

穴を覆うかさぶた代わりの血餅が取れたことで痛みが発生するようであれば、

骨がむき出しになり「ドライソケット」という症状になる恐れがあります。

うがいだけでなく、歯を磨く際、食事の際にも、

なるべく傷口に触らないよう気を付けましょう。

まとめ

酷い状態にならない限りは、我慢は1週間です。

いずれにせよ、基本的には自然治癒となりますので、

少しでも早く治るよう栄養や休養を心がけてください。

親知らずの歯茎が腫れてる!?歯医者に行くその前に!!

いつの間にか生えてくる親知らず。

人によって、生えてこなかったり、

生えてきてもなんの支障もきたさない場合もあります。

でも痛みだしてしまったらどうすればいいのでしょうか?

親知らずが腫れる原因!

 

親知らずが痛んだり腫れたりする症状を、

知歯周囲炎といいます。

 

主な原因は、親知らずが歪んで生えてきて

周りの歯を圧迫していたり、

親知らずの周辺に細菌が入り

炎症を起こしていたり、といったところです。

 

また、体調の良し悪しによって

痛みの度合いが変わってきますので、痛みがましになっても

必ず放っておかないようにしましょう!

 

口臭もきつくなる場合があるので、放置は絶対にいけません。

歯医者さんに行っても、

すぐに歯を抜かれることはめったにありません。

 

とりあえず親知らず周辺の掃除、

消毒をし、うみを取り除きます。

痛み止めと、抗生物質のお薬をだしてくれるので、

痛みからは解放されるでしょう。

 

痛みがなくなってからは、

抜歯や歯茎の切開などの治療が始まるので、

信頼のおける歯医者さんを選びましょう。

 

応急処置を仮に初めてのところでしてもらっても、

いつも通っている歯医者さんか、

近所で評判のいい歯医者さんに変更して治療してもらいましょう。

 

歯医者の予約は一週間後!?それまでの応急処置!

歯医者さんにい行くひまがない場合

痛みがひどければロキソニンなどの

鎮痛剤を服用するしかないでしょう。

さらに、モンダミンなどで食後はもちろん、

こまめにブクブクうがいをすれば、痛みは和らぎます。

 

他にも、今治水という、

昔からある塗り薬を親知らず周辺に塗ったり、

正露丸を歯につめるという方法もありますが、

効果に個人差があります。

 

私の実家では、なにかあったらすぐに、

正露丸に頼っていました。

胸がムカムカして吐き気がするような時は、

正露丸の匂いを嗅いで治していましたし、

歯が痛む時も、正露丸を歯につめて治していました。

 

なので、友人が歯痛でつらい時に

正露丸をつめたらいいよ、と勧めたのですが、

友人には逆効果でした。

 

痛みはなくならないし、

匂いに負けて気分が悪くなったようです。

やはり慣れていないと難しいのかもしれません。

 

また、歯医者さんは大抵予約制なので、

早くても一週間後ということが多いですが、

予約なしでも予約診療後に診てくれるところもありますので、

電話で問い合わせてみましょう。

 

長く待たされるのを覚悟の上で行けば、

いらいらしなくてすむでしょう。

 

それから、激しい運動を避け

体力が落ちないように栄養価の高い

ウイダーインゼリーなどを摂るといいでしょう。

 

食べる気がしない、といって食べないでいると

体力が落ち抵抗力も弱まってしまいます。

 

痛みのほかに、顔も腫れてくるようなら、

冷えピタを貼ったり、

保冷剤を当てたりして患部を冷やしましょう。

 

まとめ

すぐには抜かないので、

予約外診療でいって応急処置をしてもらいましょう。

本格的な治療は痛みや腫れが治まってからなので、

また後日歯医者さんと治療方針を

じっくり話し合えばいいでしょう。

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