夜、急に咳が出始めて困ったことがありませんか?
睡眠を取って身体を休ませるはずが…
ひどい咳が続くと胸が痛くなるし、寝付けず、睡眠不足に陥ります。
本来止めてはいけない咳だけど、何とかして止めたい。
そんな症状に困っているあなたにおススメの方法をご紹介します。
いつも咳だけが残る。お薬に頼りたくない!咳止めるはちみつ
咳は、喉に入った細菌やウィルスが粘膜を刺激されることにより、
それらの異物を身体の外に排除しようとする大切な防衛反応です。
下痢を無理に止めると細菌やウィルスが身体に残ると言われるのと同じように、
咳も止めない方が良いとされているのはこのためです。
とは言え、風邪の他の症状が治まっているのに、
どうしても咳だけが残ってしまう場合に、
このまま風邪薬に頼り続けるのはちょっと…ということがあります。
そんな時に是非、試してもらいたいのが「はちみつ」です。
咳には「はちみつ」が効果的!ということを知っている人も多いのではないでしょうか。
コンビニなどでも手軽に買える市販ののど飴にも
蜂蜜入りのものを見かけますし、アメリカの研究では小児用の咳止めシロップと
同じくらいの効果があると明らかにされているほどです。
事実、はちみつには抗菌作用や殺菌作用や炎症を和らげる効果があります。
はちみつの中のグルコースオキシダーゼという酵素が作り出す、
過酸化水素という物質が強力な殺菌作用を持っているのです。
さらにはちみつの成分が荒れた粘膜を保護してくれるため、
「咳」が止まるとされています。
また、はちみつは薬ではないので、継続して服用するのにも安心でしょう。
ただし、はちみつには危険なボツリヌス菌がまれに含まれている
場合があるので、腸の抵抗力が弱い1歳未満のお子様には
与えないようにしてください。
辛い症状にさよなら。咳止めるはちみつ
■はちみつ
寝る前にスプーン1杯、そのままの蜂蜜を喉に通すように食べましょう。
■はちみつ水
蜂蜜小さじ1杯程度をお湯100cc~150ccに溶かし、火傷には注意しながら、
ゆっくり飲みましょう。
温かいものを飲むと加湿効果もあるので、喉の乾燥も防げます。
さらに、殺菌作用のあるカテキンの成分を持つ紅茶などでは
さらに効果が高いとされています。
また、適量の蜂蜜をお湯で溶かしたものに水を加え、
うがいをするのもよいでしょう。
■はちみつ大根・はちみつレモン
適当な大きさに切った大根や、輪切りにしたレモンに蜂蜜を均等にかけ、
3時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
汁をそのまま飲んでも良いですし、薄めても構いません。
漬けた大根やレモンもそのまま美味しく食べられます。
はちみつには様々な種類があります。
購入を検討される方は、純正のはちみつが良いと思います。
また、メープルシロップではまったく効果が現れませんので注意してください。
体に安全だからといって過剰に摂取せず、
1日スプーン3杯程度にとどめておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
意外と知らないはちみつの効能。
咳が長引いているならば、是非一度試されてみてはどうでしょうか。
辛い咳の症状が少しでも早く和らぐと良いですね。