近年、海外リゾートウェディングは増加傾向にあります。
広大で真っ青な海が見えるチャペル、海外ならではの美しい自然と
風景がもたらす開放感は幸福感をもたらし、一生思い出に残るでしょう。
思い描くだけでワクワクしますが、検討し始めると気になるのは、
やはり費用ですね。
憧れのハワイウェデングを行うにはどのくらいの費用が必要なのでしょうか。
ハワイでの挙式の相場
最初に海外ウェディングの地域状況を見ておきましょう。
海外挙式のおよそ50%がハワイ、続いてグァムがおよそ20%、
ヨーロッパおよそ10%、アジアおよそ7%となっています。
海外挙式の醍醐味とも言える真っ青な空と海、ヤシの木々がそよぐ
癒しのビーチリゾートウエディングが、
ハワイやグァムに高い人気を集める理由だと考えられます。
では、実際にハワイでのリゾートウェディングにかかる費用をみてみましょう。
挙式にかかる全費用の平均予算は90万と他の地域と比べても1番高額です。
挙式会場、スタイルのバリエーションが豊富で、
ゲストも気軽に招けるロケーションのハワイ。
それ故に、さまざまな演出にこだわる傾向も強く、
費用が高くなっているのが現状です。
とは言え、十分にこだわり抜いても、日本での行うよりも挙式にかかる費用は
安く、その上白い砂浜と真っ青な海、日本では出会えない絶景を
バックに幸せな姿を写真に収めることが出来るのは、魅力的です。
ですが、海外挙式には旅費がつきものです。
ハワイウエディングの2人分の旅行代金(航空代金、宿泊代)の
平均はおよそ90万円。
そこに、忘れてはいけないお土産代がおよそ10万、
現地でのショッピング代がおよそ20万円。
これらをすべて合わせると、
合計でおよそ210万の費用がかかることがわかります。
ただ、これらの旅行代金は新婚旅行として考えるのであれば、
そう驚くことでもないと言えるのではないでしょうか。
ハワイで挙式をあげる際の注意点
最後に、注意していただきたいことを幾つか上げさせていただきます。
一度ハワイに行ったことがあり、自分の目で見て気に入って決めた場所なら
間違いないでしょうが、日本の結婚式場のように、
簡単には下見や打ち合わせに行けない場合がほとんどかと思われます。
ですので、海外挙式を挙げるときは、
信頼出来るプロデュース会社を探すことが重要になり、
また事前には念入りな打ち合わせが必要になってきます。
そして、挙式当日や写真撮影ツアーなどの介添人は日本人でないことが
多くあります。
日本での結婚式場の場合、細やかなサービスに心打たれるようなことが
ありますが、海外挙式の場合には期待してはいけません。
相手の対応を期待せず、自身がしてほしいことは言葉に出来るよう、
単語やフレーズ(例えば、チークを濃くしてほしい、汗を拭いて欲しいなど。)
を覚えておくと良いでしょう。
また、ゲストを招待するときは、旅費や宿泊費の支払いをどうするか、
必ず事前に決めておきましょう。
旅のスケジュールも分かった段階で早めに知らせる配慮も必要です。
一般的には、ゲストの旅費や宿泊費はゲスト自身が支払うケースが
多いようです。
その代わりに、ご祝儀を遠慮したり、海外旅行のオプショナルツアーに
招待するなどして、好意として心遣いを忘れないようにしましょう。
まとめ
ハワイ挙式の費用や、参考になりましたでしょうか。
今回はあくまで平均予算のお話でしたので、これを基準にして、
さまざまな工夫でリーズナブルにアレンジすることも可能です。
これから海外挙式を検討している方は、
二人でよく相談し理想のプランに仕上げていってください。
素敵な思い出が出来ることを祈っています。