自分のものは自分で片付けて欲しいのにできない我が子。
まだまだ成長中の子供なので、苦手なのかやらないのかできないのか
悩ましいところです。
うちの子もしかして、と不安に思うかもしれませんが、
実は1割近くのお母さんが悩んでいることなので安心してください
今回は整理整頓が苦手な原因と片付けをさせるコツについてご紹介します。
整理整頓が苦手な原因
・片付け方が分からない
どこまで片付けるか、片付け方は人それぞれ違います。
子供ならばなおさら片付けとは何なのかが分かっていない可能性があります。
「散らかっているから片付けなさい!」
「部屋を綺麗にしなさい!」
という言葉は抽象的過ぎて子供に伝わりません。
また、子供は片付けたつもりであっても親から見れば
全く片付いていないように見えることもあります。
片付けとは何か、整理整頓とは何かを教え、
一緒に片付けることから始めましょう。
・片付ける理由が分からない
家は綺麗に整理整頓されているでしょうか?
普段過ごしている環境により、散らかっているほうが落ち着くこともあります。
しかし、整理整頓をしない子は高確率で失くし物や忘れ物が多いです。
整理整頓すると様々なことがスムーズにできること、
失くし物などが減ることを教えましょう。
・甘え
本当は整理整頓が得意な子でも家ではさぼることがあります。
もしかしたらお母さんがしてくれるから、今しなくてもいいから、
という甘えもあるかもしれません。
言ってもやらないから結局片付けてあげているお母さんは
甘えから片付けをしない傾向にあります。
といっても、今までなんだかんだでやってくれていた
お母さんが急にやらなくなっても子供は成長しません。
少しずつ一緒にやりながら徐々に離れましょう。
整理整頓が苦手な子供に片づけをさせるコツ、対処法
・物の場所を確保する
教科書、カバン、オモチャなどの場所をきちんと決めましょう。
あるべき場所に戻すだけなので片付けが苦手な子でもできます。
片付けが苦手な子は空いたスペースにとりあえず物を入れがちです。
場所を決めてあげてはみ出るものがないようにまずお手本を見せましょう。
・怒らない
小言のようにことあるごとに指摘して怒ることで
お母さんが怒るから片付けなければいけないという認識になります。
お母さんが怒らなければ片付けません。
それでは無駄な労力を使うだけで解決になりません。
少しずつでも成長してくれればいい、それも個性、と
おおらかな気持ちで見守りましょう。
・ルールを決める
帰ったらここに荷物を置く、明日の準備をするときに部屋を片付ける、
など子供に合ったルールを決めましょう。
少しずつでも習慣になることが大切です。
整理整頓が苦手な子が急にできるようになることはないので
気長に続けましょう。
大人が見本となりましょう
整理整頓のやり方は人それぞれ違い、親の価値観が子供に大きく影響します。
親が日々整理整頓を心がけ、見本となりましょう。
もし、どうしても苦手な子でも怒ったり、やってあげるのではなく、
アドバイスし、一緒に片付けをしてあげることで少しずつ成長できますよ。