言葉をしゃべれない赤ちゃんとの意思疎通はとても難しいです。
泣いたら授乳をしているお母さん、
もしかしたら赤ちゃんは泣く前から
授乳のサインをしているかもしれませんよ。
気がついてあげられれば赤ちゃんとの
コミュニケーションがもっと楽しくなるはず。
母子共にストレスを減らすこともできます。
今回は赤ちゃんの授乳のサインについて紹介します。
赤ちゃんの授乳のサインとは
赤ちゃんは授乳して欲しいタイミングで
何らかのサインを送ります。
泣いたら授乳するのが間違っているわけではありませんが、
お腹が空いて泣くのは最手段だと言われています。
体力がない子は泣くことで体力を消耗して、
授乳を始めても泣き疲れて寝てしまうこともあるようです。
必要な量を十分飲むことができない恐れがあるのですね。
母乳は1時間で消化吸収されます。
あげすぎることはないので授乳のサインだと思ったら、
とりあえずくわえさせてみるといいかもしれません。
授乳のサインはだいたい3段階に分けられます。
1段階
・口をすぼめる
・舌をぺろぺろする
・指をくわえる
もぞもぞ動き始め、授乳するときの口の動きをし始めます。
この時点で授乳ができると赤ちゃんのギャン泣きを防ぐことができます。
2段階
・ぐずぐず言い始める
・あやすと気がそれる
機嫌が悪くなります。なんだかぐずぐず言ってるなという程度です。
あやすと泣き止むので見落としがちです。
3段階
・大きい声で泣く
・あやしても泣きやまない
空腹に気付いてもらえず我慢の限界な状態です。
とてもストレスがかかっている状態なので
特別な理由がない限り早く授乳しましょう。
授乳のタイミングのコツ
月齢によって授乳の間隔や回数の目安があります。
月齢が低いほど授乳の間隔は定まりませんが、
少し参考にしてみましょう。
<0ヶ月~2ヶ月>
2~3時間おきに授乳します。
昼夜の区別はついていません。
いつ授乳しても生活リズムが乱れることはありません。
<3ヶ月~5ヶ月>
2~3時間おきの授乳は変わりませんが、
昼夜の区別がついてきます。
昼は授乳の回数が多く、夜は減る傾向にあります。
<6ヶ月~>
離乳食が始まり、授乳の時間のリズムをつけやすくなります。
家族の食事時間に合わせるように
生活リズムを作っていきましょう。
掃除、洗濯、料理と忙しいママはいつでも
赤ちゃんを観察しているわけにはいきません。
サインを見逃すことは多いものです。
赤ちゃんの授乳間隔をだいたいでも知っておくと
サインに気付きやすいかもしれません。
赤ちゃんと向き合う時間が大切
赤ちゃんが授乳のサインを出しても気付けないことがほとんどです。
特に新米ママは全てが初めての経験なので
分かるようになるには時間がかかります。
サインを見逃しても赤ちゃんは泣いて知らせてくれるので
あまり考えすぎないようにしましょう。
授乳のサインに関わらず、気持ちの余裕があるときは
赤ちゃんを観察していると色々なことに気付けますよ。
産後のママの体を最優先に程よく赤ちゃんと向き合う時間を作りましょう。