エアコンからの水漏れを経験したことがある人は
3割近くいるそうです。
あまり多くない水漏れですが、原因は何なのでしょうか?
今回はエアコンの水漏れについて紹介いたします。
水漏れの原因はコレかも??
・ドレンホースにゴミが詰まっている
一番に考えられる原因です。
エアコンは空気を取り込んでアルミフィンという部分で冷やしたり、
暖めたりして、送風します。
空気の温度を変えるとき水が発生し、
排水口のドレンホースが詰まっていると逆流してしまいます。
・ドレンパンが汚れている
アルミフィンで水が発生して、受け皿になるのがドレンパンです。
ドレンパンが汚れていると水がうまく流れずに漏れてしまいます。
・フィルターが汚れている
フィルターが汚れていると温度が冷えにくく、
設定温度を低くしてしまいます。
アルミフィンの結露が増え、水漏れの原因になります。
・アルミフィンが汚れている
アルミフィンが汚れていると結露が激しくなり
水漏れの原因になります。
対処法は!?
<ドレンホースの掃除方法>
まずはドレンホースを探しましょう。
だいたいは室外機の下にあります。
稀に横に取り付けられています。
ドレンホースを見つけたらゴミを吸いだしましょう。
家庭にあるハンディー掃除機が便利です。
ゴミを吸いだしていると水が出てきますので、
くれぐれも掃除機で吸ってしまわないように注意してくださいね。
掃除機でも吸い出しきれないときは
ドレンホース用サクションポンプがあります。
ホームセンターなどで売っています。
水鉄砲などの要領でゴミを吸い出すものです。
当たり前ですが、ハンドルを引くとゴミを吸い、押すと出ます。
間違ってハンドルを押すとエアコンの送風口から
汚い水が流れ出ることがありますので注意してください。
心配な方は送風口にタオルを敷いておくことをお勧めします。
<ドレンパンの掃除方法>
ドレンパンの汚れはエアコン内部になるので自分では掃除できません。
クリーニング業者にお願いしましょう。
<フィルターの掃除方法>
月に1回掃除をすることをお勧めします。
取り外す前に掃除機をかけると
ほこりが飛び散らず作業できます。
水で洗うときは内側になる面から
水圧をかけるとほこりが目詰まりをおこしません。
洗った後は日陰干しをして、十分乾かしてから取り付けましょう。
<アルミフィンの掃除方法>
取り外しはできないのでエアコンクリーナーを使いましょう。
エアコンクリーナーはだいたいがフィン用クリーナーですが、
ファン用、フィルター用などもあるので確認してから購入しましょう。
最後に
業者に頼む前にセルフチェックしてみましょう。
エアコンは精密機械ですのでクリーニング業者に頼むのが一番ですが、
その分お金もかかります。
自分でできる範囲のことはやってみましょう。
部品の劣化である場合もあるので
メーカー問い合わせてみるのもいいと思います。
また、温度を低く設定しすぎていたり、
使いすぎていても水漏れの原因になるので、
日々の使い方を見直してみましょう。